ゲハジは別に犬死でいいじゃない。

JW追憶記

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「へっへ。」
口調にまさる醜き容貌よ。又座衛門は思った。
「あの、yonbanme殿のブログをご覧になられましたか。」
「如何にも。」
「奴(やつがれ)にゃあさっぱり理解が出来ないンですよ。」鼻水を手で拭う。所作まで悉く無様だ。
「あの記事はあれですかい。事実などではなく、何か暗喩とかが込められていているんでやしょうか。」
「其処許はそうはとらなかったが。」
「でやんしょう。であれば、あれは内儀以外の女性への思慕を綴っただけの記事じゃないんですかい。
それなのに、こぞって皆が礼賛している。」
「下恥(げはじ)よ、それが何事だというのだ。」又座衛門は苛立ちを隠そうともしなかった。そんな事は他人がとやかく言うものではなかろう。
「いや、人の心は移ろうもの、他所の女に心揺らぐ事だってございやしょう。だが、彼のお方は現役の長老。否、長老と言う立場を抜いて考えても現役のものみの塔信者でございやす。その方が大っぴらに横恋慕について書き、且つ人の賞賛を受けるとは合点がいかぬのでさぁ。」
「横恋慕ではなかろう。」
「そう。それも問題でやしょう。ただ人に恋焦がれたとの思いだけなら、神ならぬ身。そんな事もございやしょう。だが、読んでみれば相思相愛。お互いに惹かれあっていた様子。のみならずお互いの思いだって通じていたようじゃありやせんか。」この戯けた男は何を言いたいのだ。
「万が一、あの文をその相手が読んでいたらどうなりやすか。また徒に心が乱されるに違ぇねえ。況や奥方が読もうもんなら修羅場は免れませんや。それに彼の方には御子様だっておられる様子。自分の父君が母親よりも恋慕う相手がいるなんてぇ事を覚った日にぁ、理念に基づいた教育にも疵がつきやぁしませんか。」
「だが、その為に彼の御仁は慎重に身元を伏せておられるのではないか。その上その事を悔いておられる事も書かれている。全くもって道義に篤きお方ではないか。お前の言う事は尤もらしく聞こえるが所詮絵空事。奇麗事に過ぎぬのではないか。」
「しかし、この渡世。万に一つと言えど、事が明らかになる可能性が無いとは言えないでしょう。PCのログだってツールがあれば何でもございだ。であればあのような事は鬼籍に入るまで胸にしまっておくのが、周りに禍根を残さない道じゃあございやせんか。いやね。他人の恋路に口挿むなんざ野暮の極みだなんてこたぁこの下恥も知ってやす。ですがね旦那。輸血拒否だの、高等教育の否定だのを立場ゆえに教えざるを得ない苦悩なら理解のしようもありますが、婚外の恋路故の苦悩たぁ笑止でさぁ。筋を通すってンなら、それこそ長老とやらに告白すべきじゃあ。」
一体この男と四番目殿に何の関係があると言うのだろう。ここに来るまでにもさんざこのような戯言を他で吹聴していたに違いない。組内の平安の為にも、このような痴れ者、最早、生かしておくのは懸命ではない。又座衛門の心に決意めいた心持が現れた。
「それにそもそも。」まだ言うか。
「奴共はJWの虚偽に愛想尽かして、ご法度のブログなんざ嗜んでる訳でさぁ。知らねぇのをいいことに人騙くらかすなんざぁ。JWの十八番とするとこじゃございやせんか。子供を育てるのは並大抵の努力じゃ出来ねぇ。夫の行動まで逐一見てられヤしません。そこを他の女にうつつ抜かすなぁJWにも悖る行為じゃあないんですかぃ。それとも何ですか。女ぁなんてのは子供を生んじまえば用済み。家事でも習い事でもやってりゃあいいて訳ですかぃ。」
「うぬ。黙って聞いていれば戯けた事をあれやこれやと際限なく抜かしおって。そのような事は個人の自由であろう。然もお前のような愚劣な男にそのような事を糾弾する資格があるのか。うぬは自らの醜き性根故にそのような恋路を羨んでいるだけではないのかっ。そもそも浮気の一つや二つ男の甲斐性であろう。その程度の行動も起せぬなら、世で事を成す事。家を守ることなど出来ぬであろうがっ」愚鈍な下恥も張り詰めた空気に刃が含まれるのを感じ取った。
「うへぇ。いや、た、只、あの記事の内容と長老の辞任の話がどう繋がるのか、この下郎めにぁ判らなかったん」
「何を申すか。その方、内儀より聞きしところによれば、日ごと淫らな目を女人に向けておるようではないか。我が妻も迷惑極まりないと憤慨しているのだぞ。先日も、通りに面した間で、六十路の肥え太った女人を描いた猥褻な図画にて汚らわしい行為に及んでいた事も、組のものを通じ我が耳に入りし事ぞっ」言葉が怒りを増幅させる。そしてその怒りがまた荒ぶる語気を焚きつける。
「そそいつは誤解でございやす、根も葉もねぇとは言いませんが、誰ぞが奴を陥れようとしているにちげえねぇ。それに奥方は大変な巨乳じゃございやせんか。目に入らないようにするのが無理っても」
「ええい、正体を現しおったな、四番目殿のような誠実な方を陥れるような言動、無礼千万、断じて許されざる所業じゃっ。」又座衛門は、自らの体がその意思よりも素早く動作したのを感じた。柄を握ったのと、刀を右に薙ぐのが同時だった。又座衛門はこれまで人を切ったときも一刀の許に首を跳ねられた試しなど無かったのだが、この度は頚椎の椎間に刃が滑り込むように入り、刃先と帽子が神経束を確実に切断した感触が手に伝わる。首は飛ばなかった。その胴体の上で勢い良く回転しただけだった。
汚い髪と血飛沫が首の周りに流麗な螺旋を描く。
「きひっ」猿が笑い洩らしたような声が下恥の発した最後の音になった。
下恥には、
部屋が突然左回りにくるりと回転したように映ったが、
それはすぐに暗転した。


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失礼仕り候。
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コメント

JWの高潔さは見せかけのことが多いような。

凝りに凝りましたなぁ(*・ω・)
お疲れ様です~

何気にうまく要点がぼんやりで「さすが!!!」です。

下恥さんの首は大丈夫ですかい?
刀を抜いた又座衛門、実は其処許の御内儀ではあるまいな?
くわばらくわばら・・・

丸太 #hrMFr9b2 | URL | 2009/04/21 11:22 * edit *

丸太さんへ

ありがとうございます!

そうなんですよね。組織の命令だから不貞を働かないだけでは無意味なんですよねー

いやほんと恋路は個人の自由だとは思うのですが、騙されるのは女性だけと言う状況は不公平だなと思うであります。

あ、我が内儀は首ではなく、別の場所を斬ると思いますので…

ゲハジ #qbIq4rIg | URL | 2009/04/21 22:31 * edit *

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